恋愛談義!
その情緒不安定の理由からは目を逸らしつつ、彼の淡い色の目線から逃れるように顔をそむける。
「忘れない」
「――井上君。そういうの困るわ」
そして背の高い井上礼央の背中をドアのほうに向かって押す。
「出て行って」
「青木サン……!」
「今後、一言でも昨晩のことを話題に出したら、私、すぐに会社やめるから」
「――ッ……!」
そして凍りついたように口ごもった彼を、そのまま無理やり部屋から追い出した。