Secret Prince[短篇]
視線が絡み、どちらから分からないキス。
「…んぁ…」
「…梨華」
激しいキスに意識が朦朧とする。
愛おしそうに私の名前をよぶ裕二。
そんな裕二にまたもトキメク。
「…んーっ」
苦しくなり、裕二の服の裾を引っ張る。
ねぇ、私今、すっごく幸せ。
裕二は、幸せ?
「わり。理性ぶっとんだ。」
「…いいよっ//」
誰もいない野原。
真っ赤な私。
目の前には愛しい人。
「…なんかまだ足りないかも」
そういって、掴んだ私の肩。
「ここに連れてきて正解だったな」
「えっ、ゆう、」
塞がれた唇に、体温上昇。
裕二とのはじめてのキス。
それはすっごくすっごく甘かった。