Secret Prince[短篇]
そんな淡い期待は次の日、裏切られた。
「…お、おはよ」
「おはよーっ、…って梨華!?アンタ大丈夫?!」
挨拶をするなり、私に駆け寄る奈緒。
「…んー、大丈夫。」
頭がクラクラするけど、ものすごく寒いけど
なんとか大丈夫。
昨日の雨のせいで完全、風邪。ありえない。
「梨華、早退したら?」
「…ん」
午前中の授業は死ぬ気で受けて、昼休み。
…すんごく辛い。
メニュー