Secret Prince[短篇]
「…裕二、仕事終わったの?」
(んなの、とっくに終わってる。)
一秒もしない内に返ってきた返事。
0.5秒くらい?(笑
とりあえず、電話をしながら校舎を出る。
「とっくにって…じゃあ、電話くれても良かったのに…」
(いろいろ忙しかったわけ。)
って、今、仕事終わったって言ってたじゃん!わけが分からない…
健は携帯をいじりながら私の少し先を歩く。
(つーか、お前も何でまだ学校いるわけ?)
「だから!普通の日なんだから当たり前で…ゴホっ」
少し、大きな声を出した、ただそれだけだったのに視界が大きく歪んだ。