Secret Prince[短篇]
♪〜♪……
「ぎゃっ」
いきなり手の中の携帯が震る。
ゆ、裕二さん!?
携帯には確かに裕二という文字。
「も、もしもし」
恐る恐る電話に出る。
「…俺。今、外いるんだけど。」
「えぇ!?」
意外な返答にベッドから落ちそうになった。
携帯を片手にカーテンを開くと下には見覚えのある車。
それに背をつけ、立っている裕二さん。
「じゅ、15分だけ、待ってて下さいっ」
「……早くしろよ。」
そう言うと切れた電話。
髪ボサボサ!
顔、寝起き!
服、ない!
テンパる私。
「どーしよー!!」