ブログ女 ーAyu Official Blogー 2


『わかりました』



簡単に用意を済ませ


いつも出社する時間より
40分も早く出社した俺は



事件ファイルから連絡先を探し出し
江波家の長女に電話をかける…



「も、しもし… 」



『あ、もしもし江波萌サンの携帯ですか? ○○警察の結城で…』



「は、結城サン!?」



早口で話す彼女に
不信を抱きながら



とりあえず問いかけてみる



『どうしたの?そんなに慌てて…』



「いや、別に何も…それよりあたしに何か用ですか?」



俺の質問無視かよ
咳払いをした結城は率直に用件を話す



『君のお父サンの件でちょっと話しがあるから今日、署まで来て貰えないかな?』



「えと、学校終わってからでもいいですか?」



『勿論。じゃあ学校終わってから、待ってるね』



「解りました… 」



今思えば



【 江波明日香殺人事件 】



この事件は


刑事になってから俺が
西川サンの助手として



初めて担当した事件だった
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