続・俺様王子の初恋









──────────バンッ・・





「 泰雅!お前・・・ 」








肩を揺らされ、目を開けると
親父が床に散らばっていた
資料を手に取り、俺を睨んでいた。






「 何が”就職”だ!!
  進学をしなさい!! 」






・・・・うるせぇ。






「 大学も出ないでまともな
 職に就けるわけがないだろう!? 」






お前の中に、俺の意思なんか
欠片もねぇんだろーな。






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