続・俺様王子の初恋
「 わぁ・・・!!! 」
部屋に着いて、目の前に広がる
夜景の中にさっきまで乗っていた
観覧車を見つけた。
ライトアップされた観覧車は
夜景に溶け込んでいて、自然で。
さっきは明るかったはずの空が
すっかり暗くなっていて、
時間の流れる早さに少しだけ寂しさを感じた。
「 葵、おいで 」
窓に張り付いていた私を
ベッドに座る先輩が呼んで、
─────────────ギシッ
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