続・俺様王子の初恋
「 学校に行かないなんて・・・
もしかして葵ちゃんと喧嘩? 」
「 うるせぇ 」
「 あら、図星? 」
ベッドに寝ていた俺の横に
腰を下ろした美夏が俺の
髪にそっと触れて、
小さく笑った。
「 ・・・・初恋はうまくいかないものよ 」
「 ・・・黙れ 」
何かあれば不安を煽って
本当に嫌な女。
美夏の手を振り払って
体を起こし、部屋を出た。
「 そうやってすぐに怒る! 」
「 ついてくんな 」
「 一応あたしの家だもの 」
水の入ったペットボトルを
冷蔵庫から出して、部屋に
戻ろうとする俺の後ろを
美夏はついてきた。