続・俺様王子の初恋









「 話を聞いてあげるわよ 」


「 いらねぇよ 」


「 じゃあその写真、返して? 」





そう言って笑った美夏が
俺に向かって手を出してきた。












「 ・・・・・・・チッ 」





本当に、うぜぇ。
葵の写真じゃなかったら
破って捨ててやるのに。





最悪だ、と思いながら
俺は美夏の部屋に入った。









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