短い人生にヒカリをくれたキミ
パンッ!!
数々のクラッカーが鳴り響く。
「誕生日おめでとう、叶」
そう言ったのは紛れもなくベッドで横になってる隼人。
今までに無いくらいの笑顔をあたしに振り撒いてくれている。
隼人の周りにはお母さんの友達であたしが小さいころお世話になった人でもある、3人の看護士さん。
そして優輝くん。
「誕生日…………あぁ!!」
そーだ!
今日あたし誕生日じゃん!
すっかり忘れてたぁ……
「あ。今日叶誕生日?!わ、忘れてた」
「ヒドいっ!美玲、覚えてなかったの?!」
「よく言うよ。あたしの誕生日だって忘れてたくせにぃ」
そう。今年の美玲の誕生日。すっかり忘れてたもんで祝えなかったんだよね。
「でも何でみんな知ってるの?」
口を開いたのは隼人だった。
「村上先生…………叶のお母さんが言ったんだ」