椿姫-ツバキヒメ-
「……家に帰りたい。」
私はあの後、行く宛も無く
ぶらぶらと通りを歩いていた。
というか、現状説明をして欲しい。
此処が゛何処゛で
一応、何時代なのかも。
どう考えたって現代では無い。
ドッキリ?
まっちゃんの嫌がらせ?
死んだ?
色んな事を考えた結果
こんな結論にたどり着いた。
「ちょっぴりリアルな夢?」
試しに、頬を強く引っ張ってみた。
「………痛い。」
ヒリヒリと痛んだだけ、だった。