特上男子
私はライトに詰め寄った。



「ここどこッッ!?何でライトがおると!?」



昨日は智輝さんとご飯に行って、智輝さんを待っとって……その後どうなった!?


智輝さんと会えたんやったっけ?


あぁー分からんっ!!


頭んなかぐるぐるしてきたっちゃけど!!



『僕の家で、ここは智輝の部屋だよ』

「……ん?どういうこと?何で私がライトの家に……って、智輝さんの部屋!?」

『そうだよ』



そうだよって……笑顔でなんば言いよると!?



『昨日智輝が志保を抱えて帰ってきた時はビックリしたんだよ?』

「抱えて?どうしよう、ライト……私昨日の記憶が途中からすっ飛んどるんやけど……」

『昨日は結構お酒飲んじゃったんでしょ?そのせいじゃないかな』



お酒……。


そうやん、私昨日お酒飲んだんやった。



「コーヒー牛乳みたいで美味しくて、普通にジュースやと思ってガバガバ飲んでしまったんやった……」

『カルアミルク10杯ちかく飲んだんだってね』



えっ嘘……。


そんなに飲んだっけ?


私……。







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