契約の婚約者
自分のどこが気に入ったというのだろう?


沙希は、自分自身が大好きで、生まれ変わってもこの性格でありたいと思うが、男性から決して好意を持たれる性格ではないことは十分承知している。


兄の除外行為のせいもあるが、沙希自身も、今まで本気で男性を好きになったことがない。


その為か、世間一般の恋に落ちて、結婚する、という感覚がどうも理解できない。


そして、人の感情とは、いくらIQ150の脳みそで考えても答えが出ないものだ、ということにも気付かない。


恋愛初心者な沙希は、何か絶対に裏があるに違いない、そう結論づけた。




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