契約の婚約者
たが、ひとつだけ、沙希も片桐も羨望するものがあった。



   それは『自由』---



与えられることは許されても、選ぶことは許されなかった二人。


だから、お互いの利害一致の為に、お見合いの席である『契約』を結んだ。


求めているのは、それぞれ全くことなる形の『自由』。


辿りつく先は違えど、共同戦線を張ることにした。



同床異夢……?



そんな言葉が二人の関係にはぴったりかもしれない。



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