契約の婚約者
「親や家のことなんて考えるな。お前も俺が欲しいだろ?」


廻された腕にぐっと力が入ると同時に、沙希の心臓がドクン、ドクンと大きく鳴る。


その真剣な双眸に沙希は視線を外すことができない。




そして----


  片桐の低く甘い声が子宮にずんと響く。








「沙希、俺が欲しいと言え----」






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