契約の婚約者
かなりお酒もすすみ、ワインも2本目を開けようとしたとき、インターホンが鳴り響いた。
「沙希、こんな時間にだ~れ~?」
奈央の呂律が回っていない。
「無視していいよ」
こんな時間に来るのは一人しかいない。
来るなと電話しておけばよかった、と後悔するが、いつも連絡なしに来るのでわざわざ今日に限って伝えるのも何だか気がひけたのだ。
ピンポーン♪ピンポーン♪ピンポーン♪
「ねぇ、ずっと鳴ってるよぉ……出なくていいのぉ?」
沙希が舌打ちをするのと同時に、フラっと奈央が立ち上がった。
嫌な予感がする。
「沙希、こんな時間にだ~れ~?」
奈央の呂律が回っていない。
「無視していいよ」
こんな時間に来るのは一人しかいない。
来るなと電話しておけばよかった、と後悔するが、いつも連絡なしに来るのでわざわざ今日に限って伝えるのも何だか気がひけたのだ。
ピンポーン♪ピンポーン♪ピンポーン♪
「ねぇ、ずっと鳴ってるよぉ……出なくていいのぉ?」
沙希が舌打ちをするのと同時に、フラっと奈央が立ち上がった。
嫌な予感がする。