契約の婚約者
「何あれっ!?何様っ!?」


沙希の中でわなわなと怒りがこみ上げてくる。


あれは完全に脅しだ。


沙希は生まれてこの方、こんな扱いを受けたことがない。


常に他人より優位に立ってきたというのに……



「絶対にドアをあけてやるもんか……」



沙希はソファーの上のクッションを思いっきり玄関の方へとむかって投げた。



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