叶わない恋。
『みんな、楽しそうだね。
これ、味に保証はないけど食べてね??
それで…大ちゃん!!
どうですか?
桐ちゃんとはうまくやってますか…?』
おい、仁!!
どうしてそこに俺が出てくるんだ?!
『あ、はい。
仲良くさせてもらってます。
桐島先生はとても良い先生で…。』
と、嬉しくなるようなことを言ってくれる島先生。
「大ちゃん、それは買い被りすぎだね。
桐ちゃんは捻くれてるからね……。」
と、俺の悪口を言ったのは夏希。
ふざけんなよ…夏希??
『夏希、休憩終わったらグラウンド6周。』
俺は夏希のほうを見てニヤッと笑った。
こういうとき、教師っていいよなぁー
でも…私情は持ち込んじゃいけないのか?
まっでもいいかぁー。