魁桜
開始早々、あたしはレディースの2年の先輩にケンカを吹っ掛けられた。
「ねぇ、アンタ魁桜の姫でしょ?」
またそれかよ…。
『はぁ…まぁ、そうっすね』
「気に食わねぇなぁ、その態度」
そっすか。そんで?どーすんのかな?
「守られるだけの姫が、こんなとこに来てんじゃねーよ。引っ込んでな!!」
そして、右ストレートで殴りかかってきた。
『ふっ…』
小さく笑って、その人の鳩尾に拳を入れた。
「ぐ…っ」
『お姉さん…もう少し鍛えた方がいいよ?』