英国喜劇リトレイス
「俺だってわかったらお前入れてくれないな。違うか?」
「絶対入れない」
「じゃあ勝手に入るしかないな」
「おかしいだろそれ!!」
俺が指を突き付ける瞬間に、イアンが間に立ち塞がる。
「エルヴィス様、僕が淹れたものですがどうぞ」
「サンキュー……ん、美味い」
「こんな奴にお前のお茶なんかやるなイアン!」
「いやそうはいかないでしょ」
シュピーン!と音を立てて剣が一つ。
「………話の続きをしてもよろしいですか?」
一同頷きました。