英国喜劇リトレイス
「「えっ?」」
「いや、だから入って。あいつのところまで移動するから」
「へぇ…便利なもんな」
「RPGでいうワープゾーン」
「「はぃ?」」
「チッ、誰も通じないのね」
舌打ちされても…、と顔を見合わす俺たち。
仕方ないので年功序列でレッツゴー!
光に飛び込み視界が真っ白になったと思うと、辺りは薄暗かった。
「ここは……来たことあるぞ」
「え? いつ?」
「こないだカレンに会ったとき」
「はぁ!?」
皆は目を丸く俺に詰め寄った。