佳き日に






あれ、死んだはずじゃ。


琴が理解するまで数秒かかった。


あぁ、そーゆーことか、ちくしょう。
もう一人、いたのか。

ナイフを素早く動かし銃口を逸らそうとした。

だが、頭がグラリとする。
出血が多すぎたのか。

サングラスをかけたさっきの奴とは別の男がニヤリと笑うのが見えた。


こんなところで死ぬのか。


悔しいが、頭はグルグルして視界も揺れる。




パアンッと、銃声だけははっきり聞こえた。





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