君ノ隣。
「着いた…」
家から徒歩30分くらいで
着く距離。
「以外と近いね」
「そうだな…、よし!行くか」
涼があたしの手を握って
笑顔を見せた。
「うん!」
それにつられて、
あたしも笑顔になる。
背も高く、栗色の髪をなびかせて歩く涼に女子たちが何か言っている。
……ハァ…、やっぱ目立っちゃうよなー
目鼻立ちがハッキリしていて
容姿のいい涼は
施設でも大人気だった。
そんな事にあたしはモヤモヤしていた。