君にずっと片想い



坂本は少し考える素振りを見せる。


そして

「クリスマスプレゼント買いに行こうか」


と自然に私の冷たい手を取った。




びっくりしたけど、私は静かに頷いた。



ふわり、と包む手はとても温かい。


さっきまであった、隣を歩く私と坂本との距離が、一気に縮まった。


冷たかった私の手も、坂本の体温が移ったのか温まり始めている。



完全に彼のペースだ。






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