海☆恋




すると、いきなり未来の顔が赤くなった。



何でいきなり赤面してるの?



「あのね…………あれ私の勘違いだったみたいなの。」



「「………………はぁ?!」」



その声に未来の顔が更に赤くなった。



「ちょっと待ってよ…………どう言う……事?」



あれだけ心配してたのになんだったの?



「ちゃんと私の事愛してくれてたの……………
私てっきりあの人は、瞳が好きなんだと思ってたからびっくりしちゃって…………。」



「はい?!あの男が私を好きだと思いこんでたわけ?!」



瞳は、さっきよりも更にびっくりしたみたいで病院であるにも関わらずかなり大きな事を出した。



あらら~言っちゃったよ~!言わないでおこうと思っていたのに。



私は、呆れ顔で二人を見つめた。



「一体何でそう思ったのよ~!もう~有り得ないでしょう!」



瞳は、大袈裟に溜め息を漏らした。



「そんな事無いわよ!あの人は格好いいもの!瞳が惚れないって確信は、無いわ!」



未来は、少し怒ったように瞳を睨んだ。



何だかノロケに聞こえるんだけど止めた方が良いかしら。



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