海☆恋




私は、両手で顔を覆った。


「もう……………ヒックヒック……嫌なの~!」



私は、床に座り込んだ。



するとゆっくり瞳が私に近づくとギュッと抱きしめてくれた。



「でも、立花?心臓が動いていても脳は、死んでいるの……………
どんなに待っても頑張っても目が覚める事は、無いのよ?
だったら、心臓移植をして助かる人にその心臓を渡して、変わりに元気に生きて欲しいと思わない?

亡くなった人の変わりに元気に生きて沢山の物を見たいと思わない?
家族は、そう思ってるから移植を承知するんじゃあ無いのかなぁ?
その心臓を役立てて欲しいと思っているんじゃあない?
そして、その心臓を貰った人の家族はとても幸せなのだと思う…………
その心臓を貰った人は、簡単に命を捨てるものでは、無いのよ!

それに、立花はいつも自分の事より人の事ばかり思ってきた
少しは、自分のために……………我が儘を言っても良いと私は、思うの………………
きっとそう思っているのは、私だけじゃあ無いよ?」


そう言って瞳は、未来を見上げて、未来をそれにしっかりと頷いてくれた。



私は、嬉しくてたまらなかった。



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