海☆恋




「何がバイバイなんだよ!意味わかんねぇよ!どう言う意味だよ?!」



楓は、私を抱き締める力を強めた。



どうして?今更抱きしめるの?



もう遅い………もう遅いのよ……………。



「私と居ても幸せになんてなれないよ?
それに桔梗さんとは、一度付き合っていたんでしょう?
だったら今からでもやり直せるんじゃあない?
きっと、幸せになれるわ…………私といれば楓は、幸せになれない…………
本当の私を知らないから、今までそばにいれたのよ…………?
きっと知ってしまえば私が嫌になるわ………
私は、寂しかったの…………嫌われ無くないの…………
そばに居て欲しいの…………でも、楓には頼めない
それを私初めて知ったの………
遅いよね?ごめんなさい。」



私は、いつの間にか弱まっていた楓の腕を振り払った。



楓は、何か言いたそうだった。



でも、今の私にはそれは、聞きたくなんて無いこと。


私は、口を開こうとしている楓を睨み付けた。



今は、どんな楓の言葉でも聞きたくなかったから。



私は、やっと信じる事の出来る人を手放した気分だった。



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