絶望少女。


「ね…そう思わない?人類にとって、感情は人間の本来の能力を抑制するだけの邪魔な嗜好物質でしかないの」



僕は何も言えなかった。

そんな事、考えた事もなかったからだ。

何故だか顔が熱い。



「聞こえないの?何で黙っているの?」

彼女は無垢だった。

容姿は15歳くらいだろうか…


純粋で透き通った瞳はずっと僕を見つめている



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