絶望少女。


『あ…あのさ…君は何でそう思うの?』


「あ。喋ってくれた…何でって…感情というリミッターの所為で私達人間は………」


そう言い掛けて少女は黙った


『どうしたの?』


「続きは明日…私 行かなきゃ」


彼女は紙袋をぎゅっと握り締めて走りだした


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