恋のつぼみ




「はああああ。」


ついに言ってしまった

ため息しかでない



私はさっき友紀くんに告白した


「ただいまー。って、友紀何ぼけっとしてるんだ?」


弟の声がする

ごめん、そのぼけっとさせた原因は姉だよ


「あっ、おかえり。」


友紀くんの低くて優しい声がする

声を聞くだけでキュンッとする私の胸


どうしよう、やっぱりめちゃくちゃ好きだ


でも、告白した今
もう今までどおり、友達の姉として付き合えたことはできなくなる



私の恋は



終わった






あれから、静かになったから部屋を出てリビングに行くと

弟しかいなかった


「あっ、姉ちゃん。飯作ってよ。」

生意気そうにソファーに座りながら聞いてくる我が弟

「友紀くんは?」

「あー、あいつ帰ったよ。
いつものように姉ちゃんの飯食ってけばいいのにな。」

「・・・・・・・そう。」



もう、一緒にご飯食べれないんだ

「・・・・っ。うぅ。」

「姉ちゃん、どうした?」

「何もっない。ごめん、あたし食欲ないから。

これ食べて。」


簡単に作ったパスタを皿に入れると、自分の部屋にこもった

さすがに弟に泣き顔見られるのは恥ずかしい





< 14 / 39 >

この作品をシェア

pagetop