恋のつぼみ
翌朝、浮かない顔をしてる自分が写る鏡を見る
隈もできて、すっごい不細工
そんな顔を化粧という力を借りて、いつもどおりの顔にしていく
あたしはギャルメイクが好き
服も派手でギャルぽいのが好き
全部、いとこがギャルだったから
憧れて、高校からギャルをしている
でも今は少し後悔
真面目な友紀くんはギャルなんて嫌いなのかも
友達の姉以前にそこが問題だ
「はああああ。あたし馬鹿だ。」
これから、どんな顔して学校行けばいいの?
ゆうは上手くいったのに
あたしは好きな人を困らせただけ
みんな、ごめん
私は両想いなんて無理だったよ
「姉ちゃん、遅刻するぞっ。」
弟の大きな声が扉の向こうで聞こえる
「・・・・・・はーい。」
小さく返事をして、
親友達の待つ学校に向かって走った