続 青薔薇姫
いろいろ物色して、日が暮れる頃にはもう両手に紙袋がいっぱいぶら下がっていた。
『……そのお金、やっぱり自分のでしょ?』
『……っ、まぁあたしのお年玉がほとんどだけど…。
でもお母さんにもらったのもあるから大丈夫!!
早く帰ろ?暗くなっちゃうよ。』
『……うん。』
家の近くにある公園の時計は、6時半を差していた。
……たくさん歩いたからお腹すいた。
『ただいまー!!』
『……ただいま。』
ドアを開けると、思いがけない光景が飛び込んできた。
玄関のあたり一面に散らばったあたしの荷物。
何年か前の旅行のとき使ったスーツケースを中心に、バッグというバッグに服や日用品がパンパンに詰められていた。
『何なの……これ…。』
靴を脱ぐことも忘れ、あたしは呆然と立ち尽くした。
『ちょっ…お母さん!?何なのこの荷物!!』
あたしの代わりに″あの人″が叫んだ。
すると、両親2人ともリビングから出てきて、あたしに冷たく言い放った。