続 青薔薇姫
『……合格だな。』
………は?
何が?
『前々からお前の噂は聞いててな。
お前に俺ら専属の情報屋になってもらいたい。』
情報屋……?
『あたし情報屋になった覚えはないけど…。』
『裏の世界の人間とここまで繋がってる奴はお前しかいない。
俺はお前のその情報量を見込んでスカウトしてるんだ。』
確かにあたしはいろんな族の面子とつるんでる……。
向こうはあたしを″ただの女子中学生″だと思ってると思う…。
『あんたに情報を提供したら……、あたしには何が返ってくる?』
見返りも大事だし…。
『そうだな…。俺の族は全員イケメンだから、イケメンが拝めるぞ♪』
『……何それ。』
そう冷たく返したものの、実はあたしは目の前の男の族に興味を示し始めていた。
あれだけのオーラが出せるってことは、強いチームだってことは間違いないと思う。
そこに情報を売るなら……タダでもいいかな。
『……分かった。情報売るよ。それで?あんたの族の名前は?』
『あぁ…、
″水狼″だ。』
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