ブスになりたい女 〜高飛車美少女 VS 秀才クール男子〜
「彩花ちゃん、こんな事言っていいかわかんないんだけど……」


 と、修平が珍しく遠慮がちに言った。


「なによ?」


「うん。彩花ちゃんの弁当なんだけど、いつも色とりどりで見るからに美味そうだけど、今日のはちょっと、アレかなあと思って……」


「み、見ないでよ!」


 私は慌ててお弁当を手で隠した。


「実は私も“あれ?”と思ったんだ……」


 ちいちゃんにもそう言われてしまった。それは私自身、十分わかってる。今日のお弁当は見栄えが悪く、味もイマイチだって事を。なぜなら、初めて自分で作ったから。お母さんから教わりながらだけど。


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