密なカラダにくちづけて。
堕ちてしまったブレイカー
――…私は、、何を考えているんだろう…



意味不明な行動だと思いながらも 私は、また康宏 とセックスしている。

たいした気持ちいいとは思わずに 康宏を受け入れている。

しかも、連絡をしたのは私の方だった。


『久しぶりに会いたい』


そう言ったのは私だった。


だけど、欲しかったのは康宏自身ではない。


適当にセックスするカラダが欲しかっただけだ。


だからと言って、誰でも…となると 一歩引いてしまう自分には 康宏は、丁度良いアイテムみたいなものだった。



「もう、会ってくれないと思ってた。」

セックスが終わると康宏が言った。
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