わたしは女の子になる。

「……ちっちゃくないもん。」


窓に映る自分と彼を見ながら言う。
辛うじて、彼の肩の高さを、私の頭が越している。

相変わらず、バランス悪いなぁ。

思わず、小さくため息をついてしまった。


「身長いくつなの?」

「……150はあると思ってる…」

「うわ、じゃあ25、6センチ以上は身長差あるのな」


俺もそんな身長高い方じゃないのに、と、彼はなんだか楽しそうに笑った。


「うー、肩ちょっと越えてるからまだマシだもん」


彼の肩に、頭をぐりぐりした。


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