純悪女!?~ドSなアイツの結婚計画~
「えー、安永さんの方がちゃんとしてるし。間違ったら私のせいになっちゃいますもん」
何よ、私に責任をなすりつけようとしてるの?
いつにも増して余裕のない私は、思わず口を開きそうになった。
「川上。この件の責任者はお前だ」
その時、つかつかと私の傍まで寄ってきて、その書類を奪ったのは桐生さんだった。
「それと、こんなに甘い案は認められない。もっと細かく。こことここと、まだ足りないものがあるだろ? 自分で考えて、どうしても分からないなら俺のところに来い」
彼は、そう書類を突き返した。
「えー。分かりましたよ。やってみます」
ちょっとふてくされた顔をして、部屋を出ていく彼女。