純悪女!?~ドSなアイツの結婚計画~
「ずっと我慢してた。言いたいことも言わないで。
でも、これが本当の私。あなたには似合わない、悪い女。
だから……もう、終わりにしましょう。もう、これ以上は分かり合えない」
その言葉を口にしたとき、自分でも手が震えているのが分かった。
彼のすべてが好きだった。
「梓」って優しく呼ぶ声も、少し冷たいキスも。そして、理性を失ってしまうような激しいセックスも。
今まで付き合った人の中で、彼は特別な存在だった気がする。
だって、一生一緒にいるかもしれないと初めて意識した人だったから。
でも、それは彼ではなかった。