純悪女!?~ドSなアイツの結婚計画~
「落ち着け。俺が守ってやるから」
私から離れた彼が、真剣な顔をしてそう言うけれど、よく意味が?
「なんでーー!」
「うるさい。もう一回されたいのか?」
何故かソファーに押し倒されて、覆いかぶさられた私。
「なんで……」
今度はひどく冷静に、その言葉を放つ。
「お前の事が好きだからだ。だから、守りたい」
「えっ……なんて?」
「アホ。もう言うか!」
私から離れた彼は、「コーヒーもらうぞ?」なんて勝手にキッチンを漁りだす。
「あっ、私やりますからっ」
「それじゃ、頼む」
コーヒー豆をセットして、コーヒーメーカーの電源を入れると、すぐに馨しい香りが部屋中に漂う。