純悪女!?~ドSなアイツの結婚計画~
「とりあえず、上がれよ」
まるで自分の家のように、私を抱えてソファーまで連れて行く。
「ああぁ、あのっ、私……」
「テンパりすぎだ」
「だって!」
だって、まさにストーカーだよ?
勝手に結婚するとか思い込んで……あのままだったら、私……。いや、これからだって――。
「わわわぁー」
「なんだ、どうした?」
叫ばずにはいられない。
自分の人格が破壊されてしまいそうなほどの恐怖を感じる。知らない間にどこからか見られているなんて。
「わぁああああー……んっ」
叫んでいた私を止めるように塞がれた唇。
えっ……。
この感覚は3度目だ。