純悪女!?~ドSなアイツの結婚計画~
「桐生さんのせいなんかじゃないです」
「うん。分かってる。でも、自分が許せないって」
唖然とした。
そんなこと一言だって言わなかったのに。
「北川さん、責任を取るって、どういう?」
「うん……多分、辞めるつもりだと思う」
辞める……そんな……。
その時、自分の中で何かがはじけた。
「北川さん、鍵、ポストに入れておいてください」
「りょーかい」
ニッコリ笑った彼女は、満足そうに私にピースしてみせる。
私は、部屋を飛び出した。