純悪女!?~ドSなアイツの結婚計画~
「あのさ、結婚してからも、ずっと素を隠しておくなんてできないんだから。
逆に言えば、素を隠して結婚しても、上手くいかないってこと。
アイドルだっておならはするってことよ。
ずっと緊張したまま生活なんてできないでしょ? 自然体が一番なの。
良しも悪しきも、受け入れられる相手じゃないと続かないのよ。
ねぇ、桐生君と一緒にいるの、嫌だった?」
嫌……じゃなかった。
ムカついたことは一杯あったけれど、彼の前では怒りも喜びも不安も……全部、安心して出すことができた。
何より、あの時……木本に襲われて不安に飲み込まれたとき、彼にそばにいて欲しいとそう願った。