純悪女!?~ドSなアイツの結婚計画~
本当はそこで押し倒したいくらいなのをぐっとこらえて、彼女を車に乗せる。
隣に梓がいる安心感が、こんなに心地よいものだと初めて知った。
アイツが俺の言葉に口をとんがらせながら言い返してくるのも、遠慮なくケラケラ笑うのも、俺の気持ちを和ませる。
案の定、泊まる場所なんて決めてこなかった彼女。
そういう突っ走るところが危なっかしくもあり、守ってやりたくもなる。
「ちょっ……」
玄関に入るなり俺が深いキスを落とすと、胸を押し返す彼女。それでもかまわず舌を絡ませる。
彼女の頬が赤く染まっていくのを見て、もっと苛めたくなってしまう。
男の性欲を甘く見るなよ?
勿論体だけが目的じゃない。
だけど、好きな女が別の男に抱かれていたのを、ずっと傍で見てきたんだ。
今日は容赦しない。