純悪女!?~ドSなアイツの結婚計画~
ベッドに運んでゆっくり体に指を這わせると、思いのほか色気のある声で俺を煽る。
「桐生さん」なんて潤んだ瞳で俺を見上げる彼女に、必死になったのは俺だった。
余裕のないことがばれるのが嫌で、「縛ってやろうか?」なんて口にする。
梓を苛めるのは、俺の仕事だ。
たとえそれがベッドの上でも。
「はぁ」
やっと一つになった時、軽く目を閉じてそんなため息を漏らした彼女に、もう一度深いキスを落とした。
さっきまで抵抗していた彼女の体が柔らかくなって、俺を求めてくるのがたまらない。
終始余裕のなかったのは俺の方だ。
彼女が俺の腕をつかんだ手に力を込め甘い溜息を洩らす度、思わず我慢がきかなくなりそうだった。
だけど、彼女の口から発せられる俺の名をもっと聞きたくて、その度に耐え攻め続けた。