純悪女!?~ドSなアイツの結婚計画~
「やっぱり決めた」
私のそんな言葉を遮った彼女は、驚くべき言葉を口にした。
「ねぇ、やっぱり今回は諦めましょ? 子供なんていつでもできるし、私、まだ子育てなんてイヤ」
「そうだねー。まだ先でもいいしね」
「はっ?」
私は、その言葉に思わず反応してしまった。
目の前で繰り広げられる安易な会話に、怒りが沸騰する。
お腹の小さな命を安易に消そうとしている新婦も、それに何の疑問も抱かず同調してしまう新郎も。
あんたたちがちゃんと避妊しないから、できたんじゃないって叫びたくなる。
「お待ちください。それなら赤ちゃんを産んでからにするというのはいかがですか?
最近はそういう方もたくさんいらっしゃいますよ?」
「えーっ、そんなの嫌よ。子連れ結婚なんて」
あまりに身勝手なその言葉に、もう怒りが抑えられない。