純悪女!?~ドSなアイツの結婚計画~

「お客様。そのような事でしたら、うちではお受けできませんから、お帰り下さい」

「はっ?」

「人の命をそんな軽く扱う人に、ここの教会を使ってほしくない……と言っているんです」

「なにっ? 客に向かって!」


やってしまった。でも、引き下がれない。
こんな仕事、絶対にしたくない。



「お客様」


その時、すっと現れたのは桐生さんだった。


「安永のご無礼はお詫びいたします」


突然の桐生さんの言葉に驚いていると、毅然とした態度の彼は続けて口を開いた。

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