純悪女!?~ドSなアイツの結婚計画~

激しく腰を打ち付けながら、時折私の名を口にするたび、彼を引き寄せてキスをねだる。


うっすらと汗ばんだ肌が、混ざり合う幸せ。

上になり、下になり……もう理性を失った私たちは、ただ、本能のまま抱き合った。


「あぁぁーっ」


最後は私をベッドに押さえつけて、まるで犯しているかのような抱き方をした彼。
けれど、それで絶頂に達してしまった私は、彼の激しい心音を聞きながら、彼の腕に包まれていた。


「あー、最高」

「もう、歩ったら激しいんだから」

「そういうの、好きだろ?」


この人とずっと一緒にいたい。
抱かれるたびにその気持ちが強くなっていく。
だって、すごく幸せなんだもん。


少し素っ気ないところはあるけれど、彼はいつも優しいし、仕事だってできる。
尊敬できるところがあるというのは、結構重要だと思う。

だけど、そんな幸せな気分を壊したのは、彼の一言だった。
< 69 / 311 >

この作品をシェア

pagetop