純悪女!?~ドSなアイツの結婚計画~
「ったく」
そんな悪態をつきながらも、私を車に乗せてくれる。
「吐くなよ?」
「わかんなーい」
「マジかよ、お前」
そんな会話を交わす間も、涙が止まることはなくて。
バカだと思う。
こんな醜態を見せるなんて。
「気持ち悪い……」
何とかたどりついた私のアパート。
彼に抱えられるようにして、部屋に入ると、トイレに駆け込んだ。
オェ
呑んで吐くなんて、学生の時以来だ。
ノリで呑んでいたあの頃とは違って、そんな無謀な飲み方はしなくなったから。