純悪女!?~ドSなアイツの結婚計画~
ウッ……
ちょっと飲み過ぎたみたい。
吐き気が、あとからあとから私を襲う。
「たく、世話が焼ける」
その時、背中を強めに擦る手。
「わっ、いいですからっ。あっち行っててください」
他人の吐く姿なんて……そんなもの、見たくないに違いない。
「いいから、吐いちまえ。俺の前まで仮面をかぶらなくてもいい」
「えっ……オェ……っ」
再び襲ってきた吐き気に耐えかねて、彼の前で戻してしまう。
「全部、吐け」
吐き気がひと段落した後、洗面所で口をゆすいで、そこに座り込んでしまった私。